「生き方・思考」のブログへとシフト変更

我想う支援日誌
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本ブログは「葬式の在り方・疑問等について」直接施行担当して感じた利用者の目線での『我想う』を、少なくとも15年、2千話以上を自身にも言い聞かせる意味も含めて書き続けてきました。

52才からの16年間の流れは駆け足で過ぎた感があるほど速く、気付けば自身69才の齢を迎えてみると、自分が70才になろうとしてる事自体が何となく不思議な感覚、ですが同年代の人達が入会相談で訪れる姿を見ると、なるほど、きっと自分も同様に見える老人域なんだろうと実感させられる今日この頃です。

若い頃とは違い我武者羅でなく思考に余裕はありましたが、設立当初に目指した目標が高かった事もあり、それらの達成だけを目指してきたから「あっ」と言う間だったのかもしれません。

最も強く意識したのは業界に染まらない事

5万円火葬・葬式より残る家族の生活が大事・新たな遺骨処理の発想・自社散骨場・そして最終目標が『直葬の全国平均料金で宗教者謝礼も含めた家族葬プラン』が、今から10年前に設定した目標、当時懇意にしてた人達に話すと直接は言いませんが『絶対無理だよ』と思ってるのが分るほどなので改めて公言しませんでした。

元々葬儀業界は知らず、支援した家族の目線と要望からの発想を形にすると、全ての目標が業界で前例の無い発想ですから実現が容易でないのは当然でしたが、それ以上に意識したのは葬儀業界に染まらない事でした。

利用家族は安くて豪華で温かい葬式を望みますが、葬儀屋は少しでも高額にし利益を出したので本音で言えば、利用する家族と相反する思考ですから、業界内の人達と親交を深めれば業界人の感覚に感化され、家族目線が見えなくなる可能性が高いと必要最低限の付き合い方を16年間今も続けています。

目標は達成、紹介入会は減らず会員数も減らない

最終目標だった宗教者謝礼も含めた家族葬プラン税込17万円が完成した事から、低料金直葬、更に散骨、永代供養墓納骨、手元供養と火葬後の遺骨処理まで出来るプラン、おひとり様でも死後の心配無用な完全委託プランと全て完成した事、理念から外れる高額な布施の菩提寺排除、寺墓排除、お客様扱いされたい横柄、傲慢な人も排除した事で、どれほど利用者が減るか若干の不安はありましたが、利用者からの紹介、紹介で広告宣伝中止した6年前から会員数は減っておりません。

家族目線から生き方目線へとシフト変換

目標達成すれば、あとは利用した家族がどう感じたか次第、支援できる施行数にも限界があり、紹介して欲しいと言った事は一度もありませんが、きっと当支援が必要であると思われた方が紹介しておられるのでしょうから、ホームページやパンフレットで確認された上で必要なら入会相談の予約をされると良いでしょう。

若い人は当然ですが、僕のような老人域の人間でも終幕が訪れるまでは、漠然と生きてるより、出来れば生き甲斐を持って、元気ハツラツとした日々を過ごしたいはずですから、これからは葬儀支援の話題も含め目線を『生き方』に変更したブログにしていくつもりです。

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